『今』というこの時間に集中して有意義に過ごすこと。
これはマインドフルネス的な時間といえ、私的にも推奨したい考えである。
一方で、
「ああやってしまった、失敗した…」
「こんなはずじゃなかったのに…」
「もうどうにもならない、終わった…」
などと、何らかの失敗体験によって、
あたかも人生の終焉のように『今』を嘆いている人はいないだろうか?
しかしだ。
皆もご存知のとおり、人生とは、今という時の「失敗」と「成功」を繰り返していくもの。
あくまで ”その時点での” 「失敗」や「成功」でなのである。
広告人は終わりの見えない人生を送っていく。
その続いていた人生がいつか終る直前に、
「あぁ、頑張ってこれたなあ」
「何となく充実していた人生だったなあ」
と、こう思えたらどうだろう。これはすなわち『成功』と言えるのではないだろうか?
世の中のどんな生き物に共通すること。
それは「時間は有限であり、人間関係も、命も有限」ということだ。
つまり、常にチャレンジし続ければ、その足跡を残し続ければ、いつ終わりを迎えたとしても、それは充実していたこと『成功』になり得るのだ。
広告目の前の一時的な失敗にこだわりすぎてはいけない。
そして「もうダメだ」とあきらめてはいけない。
日常生活で何らかの制限があっても、何歳になっても、
「考える頭」と「動ける体」があれば、何とでもなる。
大事なのは、常に前を向いて挑戦し続けること。
その足跡が身になり、糧になり、充実した人生を形成していく。
『終わりよければすべて良し』
あくまでポジティブに。